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車両塗装面のトリートメントとお手入れ

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塗装面に引っかき傷、汚れ、ひび割れが生じたり、色の輝きが失われてしまうと、外観が損なわれ、車両の価値が下がってしまいます。そこで、塗装面を最適にトリートメントしてお手入れし、仕上がりを長期的に維持する方法をご紹介します。

準備

実際の作業ステップ、つまり塗装面のトリートメントを開始する前に、ボディの該当箇所を入念に清掃する必要があります。ウォッシュ&プロテクトなら汚れを残らず取り除くことができます。塗装面に残留物が残ると、その後の作業ステップで引っかき傷などの損傷が生じる可能性があるため、このステップは決して省かないください。

擦り傷を取り除く

通常、車両のボディは、プライマー処理が施されたボディパネルで構成されています。その上にカラーコートとクリアコートが施されています。そして保護効果のあるワックス層で最終的なシーリングを行います。

点状の擦り傷を取り除く

クリアコート層にまで達する非常に深い、点状の擦り傷はグラインディングペースト 1500で補正できます。これに対し、クリアコートを表面的に傷つけただけの擦り傷にはスクラッチリムーバー 2000を使用します。

ここでは番号が砥粒についての情報を表します。数字が大きければ大きいほど、細かな研磨効果が得られます。

どちらの製品も、研磨機を使用しても、ハンドポリッシュスポンジ を使って手作業で塗布することも可能です。残留物はその後ポリシングクロスで取り除くことができます。

広範囲にわたる擦り傷

擦り傷の表面が大きい場合は、伸ばしやすい艶出し剤で処理します。この目的に適したペイントクリーナー 2500は、ポリッシュスポンジを用いて素早く広範囲に塗布できます。これにより、損傷、風化、錆を確実に除去し、本来の光沢ある色の深みを与えることができます。

塗装面のトリートメント

紫外線、湿気、粉塵粒子といった環境からの悪影響は、時間の経過とともに車両の塗装にダメージを与えます。色あせや光沢の喪失、色の深みの低下によって見た目が損なわれる可能性があります。

新車の塗装保護

3年までの新車の塗装を予防的に保護し、表面のごく小さな摩耗痕を補うために、当社の高光沢ポリッシュで車両に処理を施すことができます。深みのある輝きが回復し、水を転がり落とす効果のある保護フィルムによって、雨やその他の環境の影響を受けても、その耐久性が保たれます。このようにして、長期にわたって美しい塗装仕上げを保ち、車の価値を長期的に維持することができます。

新しい中古車の塗装面トリートメント

車の製造年数がすでに3~5年である場合は通常、塗装にははるかに大きく深い摩耗が見られます。さまざまな天候条件によりクリアコートの劣化が生じますが、 その際、表面に小さな亀裂が発生し、光沢が失われます。当社のポリッシュ&ワックスは、さらなる摩耗を防ぎ、元の状態に戻すのに最適です。塗装の研磨とシーリングが一つのステップで行われるため、仕上がりが長期的に維持され、塗装の微小な亀裂による腐食が防がれます。

最後に行う長期的な保護

最後の作業段階として、ハード&保護ワックスを塗布できます。この製品はシーリングされた塗装の上に追加のワックス層を形成し、定期的に使用すると長期的な保護をもたらします。得られた仕上がりは維持され、飛び石や環境からの悪影響による損傷が確実かつ長期的に回避されます。