- 02/23/2022
LIQUI MOLYの取締役、エルンスト・プローストが大きなサプライズを残して退任
「2022年会計年度における報酬として、従業員全員に2222ユーロが前払いで支給されます。 今年度は収益を再びコロナ以前のレベルに戻す意欲をさらにを生み出すことを目的とした、一種のインセンティブ強化です」とエルンスト・プロースト取締役は説明します。
ウルムを拠点とするこのエンジンオイルメーカーの共同起業家たちは、退任したボスであるエルンスト・プローストからメールを受け取ったとき、驚き、そして喜びました。 2022年2月22日、22時22分。 そこには感謝の言葉だけでなく、本当の驚きもありました。 追加のボーナスはおそらく誰も期待していませんでした。利益分配として2000ユーロのボーナスが支払われたのはまだ今月のことです。 そして今、それに加えてさらに2222ユーロ。それも無条件で。 「最初のボーナスについては溢れるばかりの感謝を受け取りました。そして退職にあたっては素敵な言葉を」とエルンスト・プローストは語ります。 「このお金は、社内の多くの人々にとって大きな意味を持ちます。 あらゆる物価が上がり、協約に従った給料増額もインフレによって相殺されてしまいます」とエルンスト・プロースト。 彼は、愛するチームとの別れを楽にすると同時に、今会計年度の報酬を前倒しで支払いたいのだといいます。 「今年もまた厳しくなるでしょう。 注文で息が止まりそうですが、素材や原材料の入手はいまだにとても困難です。 私たちは昼も夜も働かなければなりません。 私が別れを告げるにあたって今できることは、現在単独取締役となったュンター・ヒアマイアーと一緒に、私たちの仲間の功績に前もって報いることです。 断固たる目標は、コロナの前の輝かしい時代の状態を取り戻すことです。 売上だけでなく、収益の面でも」とエルンスト・プローストは計画について説明します。 将来に向けて必要な投資を行うには、収益が必要です。 「私たちには多くの計画があります。 ウルムでの生産の拡大、ザールルイ近郊の新しい中央倉庫、新規雇用の創出。 そしてもちろん、貸付金ではなく、私たち自身の資金でこれらすべてを行います。 私の後継者であるギュンター・ヒアマイアーもそれにこだわっています」とエルンスト・プローストは締めくくります。
従業員への社内書簡は、こちらでご覧いただけます。
エルンスト・プローストはLIQUI MOLYを数十年にわたって築き上げ、社の今の姿を作ってきました。 エルンスト・プローストは1990年にマーケティングと販売の責任者として入社しました。 その後会社を段階的に買収し、“グローバルプレイヤーにまで発展させました。 2008年の世界的な経済危機以降の期間だけをとってみても、売上高は2億3,200万ユーロから3倍になり、従業員数は当時の438人から倍以上になりました。 プローストは2017年末、Würthグループに自社株を売却しましたが、取締役としての任務は引き続き努めてきました。