• 11/30/2020
  • 会社概要

危機の年でも101人が新規入社

LIQUI MOLYチームがさらに強化

パンデミックはドイツのエンジンオイルメーカーLIQUI MOLYにも影響を及ぼしています が、同社は守りに入るのではなく、人材への投資を続けます。 12月1日には2020年度の101人目の新入社員を迎えます。

ドイツで最も人気のあるエンジンオイルと添加剤のブランドは今年、その強みと持久力をはっきりと証明しています。 「150ヶ国に向けて輸出している私たちもまた、世界的なパンデミックに苦しんでいます。 しかし、これは匙を投げる理由とはなりません」とLIQUI MOLYの取締役であるエルンスト・プローストは語ります。 そのまったく逆に、 「私たちはこの危機を利用して、全力をあわせて努力を続けます。 この危機は、そこから何も生かさず、そのまま遣り過ごしてしまうには大きすぎます」とエルンスト・プローストは続けます。

潤滑剤のスペシャリストである同社は今年、その景気対策的なアプローチのおかげで、大きな注意を浴びました。 この中規模企業はテレビやラジオの広告に加えて、プリントメディアやオンラインでの広範囲にわたるキャンペーンをもとにして危機に対抗しています。 そのためには、マーケティング予算を約2倍に増加しました。 さらに、これまで約600万ユーロ相当の製品を世界中の救急関係サービスに寄付しています。 「今は、私たちが他の石油コンツェルンの脅威となる番です。 彼らは守勢に入り、従業員を解雇しています。 その一方で当社はそこから大きく成長していきます」と取締役は述べます。

「こうしたことを推し進めていくには、強力なチームが必要です。 だからこそ、新しくスタッフを採用できて喜んでいます。 世界的な石油・燃料消費は大幅に後退したものの、当社は危機の中でも売り上げ増加を成し遂げていると想像してください。 これは本当に驚くべき業績です」とエルンスト・プローストは嬉々として語ります。 今年の100人目と101人目の新入スタッフは、2020年12月1日から当社に迎えられます。

100人目はJosé Cruz (営業開発執行役員)、101人目はBorja Sanchez-Laulhé (技術セールス執行役員)で、スペインとポルトガルの両国を対象とする在スペインの子会社、LIQUI MOLY Iberiaのチームをサポートします。 LIQUI MOLY Iberiaの取締役であるMatthias Bleicherは確信を持って次のように話します。 「この素晴らしい2人のスタッフを迎えることができましたが、彼らの経験と積極性は当社に完璧にマッチすると信じています。 私たちは力をあわせて、企業とお客様のために最善を尽くします」

これでLIQUI MOLYの従業員は合計990人を数えます。 「1,000人までもうすぐです」とエルンスト・プローストは言います。 時短操業に反対し、すべてのスタッフに1,500ユーロのコロナボーナスを支給するという取締役のコンセプト、一貫したマーケティング攻勢、卓越した個人サービス、密接な顧客維持が日の目を見ています。 「私たちはあらゆるスタッフとパートナーのために、近年の成功に頼らず、引き続き全力を尽くしていかなくてはいけません。 私たちは3月から24時間体制で雇用の確保と拡充に努めています。 これは、数多くの結果の一つ一つに左右されます」と取締役は語ります。 「今私たちは、強化できたことを嬉しく思っています。今年の新入スタッフ全員を代表してCruzさんとSanchez-Laulhéさんに幸先の良いスタート、喜び、パワーと持久力をお祈りします。 グローバルなLIQUI MOLYファミリーへようこそ」とエルンスト・プローストはまとめます。

成長の喜びはとても大きいものの、お祝いするのは危機の後。 「その前にやり遂げるべきことが沢山あります」とエルンスト・プローストはウインクしながらスタッフに言葉を向けます。